モラルと未来

2021年になりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。私は近々、二度目の自己破産裁判に出廷です。現時点での状況的には、免責は間違いないと思いますが、予想外に裁判が長引かない事を願っている次第です。

 

そんな中ですが、今回は前回の記事で少し触れましたが、低下しているモラルについて語りたいと思います。

 

そもそもモラルとは何か。Wikipediaによれば、モラルとは『道徳』を指す言葉だとあります。

 

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当たり前で引用したり、発したりしている言葉ですが、その意味そのものをしっかりと理解しているかと聞かれると、意外と理解していなかったりするものです。

 

そして、それらの変化が重なり続けて『未来』に繋がっている。私はそう考えています。

 

道徳とは

 

道徳(どうとく)は、中国の古典を由来とする観念であり、「」と「」という2つの考えからなる。道とは、人が従うべきルールのことであり、徳とは、そのルールを守ることができる状態をいう[1]道徳的規範(どうとくてききはん)や道徳性(どうとくせい)ともいう。倫理(りんり)はいくつかの意味をもち、道徳を表すことが多い。モラルとも称される。

 

上記はWikipediaより抜粋しました。ここからも分かる通り、明確な答えは存在していません。結局のところ、個々人の判断に委ねられているというわけです。

モラルの低下と叫ばれていますが、そもそもそのモラル自体が幼い頃から植え付けられた価値観に基づく物でしかなく、善悪すらも立場で変わるのがこの世界です。

 

一人殺せば殺人者、千人殺せば英雄

 

聞いた事があるかもしれませんが、人間という生き物は根拠を欲します。その根拠を示すに当たり、数字という概念への信頼度はずば抜けており、そういうインプリンティングを施されています。

今でいえばSNSのフォローの数が良い例でしょう。例え、モラルに反した言葉であっても、多数のフォロワーを保持し、イイネや拡散を数万、数十万と得た場合、これは世論としての力を持った言葉となります。

発言回数も増え、見聞回数も増えたこのネット社会において、モラルとはSNS上の世論数となり始めているのです。

 

本質的には低下ではなく変動

 

私もモラルの低下と表記しましたが、道徳という概念に上下はなく、あるのは変化、変動だけだと思います。

よって、本質的にはモラルの変動が起こっていると表現すべきではないかと思います。また、その変動の頻度が増え、昨日の正義が今日の悪になりかねない世界になっている事から、不安を覚えている人が増えているのだと考えています。

 

これらが作る未来とは

 

発言しない者は悪という世界になる可能性があります。

主張しない事こそ正義であった日本社会だからこそ、この変化が緩やかですが、世界はすでに、いち早く主張した者が正義となり、賛同者を集めた者が時代となっています。

その波は、昨年のコロナによって大きくなり、今年はますます過熱するのではないかと考えています。

 

職業、生き方、全てに変化

 

結果として、それは生き方や道徳を変え、それはニーズを変え、職業を変える。全てを変化させていくことでしょう。

これらの流れを完全に読む事は不可能ですが、自分の近く、知る世界の小さな変化を読み解く事はできるかもしれません。

それをSNSなどで発信する事で小さな起爆剤となり、世界を覆う大爆発となるかもしれません。

これまでも、そういった化学反応は起こっていましたが、加速し続ける波はもう止まる事はないほどに大きくなりました。

 

法改正は後手を踏む

 

変化の速い世界に、法は追い付けないでしょう。結果、無法地帯化が進んでしまうと思います。

いかに自分や家族、仲間の身を守るか。私たちの知識、戦略がダイレクトに試される世界になったのです。

便利にしようとし過ぎた結果、弱肉強食という生物の原点に戻ってしまったわけです。

 

国が、法が、会社が守ってくれる。そんな時代は終わるのです。準備はできていますか。

2020年を振り返って

もう今年も終わりますね。皆さま、今年はどんな年でしたか。私は、あまり良い一年ではなかったのですが、悪い一年でもなく、色々と整理を付けた年だったように思っています。

 

本来ならオリンピックイヤーでした。もし、オリンピックが開催されていたなら、この年末はどんなニュースが流れ、経済はどのようになっていたんでしょうね。

 

そう考えると、まさに誰にとっても今年は『新型コロナウィルス』な年だったのではないでしょうか。

 

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昨年の大みそかに筆を執ったこのブログですが、気づけば1年です。果たして、私の意図した通り、借金に苦しむ人たちへ情報提供できていたのか。そして、読んだ人が参考になったのか。

つたない文章のため、分かりにくい点も多々、あったかと思いますが、読んでいただいた皆さまの幸運を祈らせていただきます。

 

ザ・コロナ・イヤー

 

私にとっても、今年はコロナイヤーでした。年始にバイトを予定していたのですが、コロナの影響で白紙になりました。

他にも、現在住んでいる地域の仕事ががくんと減ってしまいました。緊急事態宣言で、経済が縮小、停滞してしまい、本来は期間バイトやパートが欲しい業種も軒並み募集がなくなっていたのが印象的でした。

 

2度目の自己破産

 

コロナがなければ、していなかったと思います。それによって、私自身の気持ちが滅入ってしまった事もあり、また、二度目の自己破産という壁の高さが知りたいという好奇心もあり……正直、もっと早くしていれば良かったと思っています。借金苦の方は、早めに手を打っておきましょう。

 

失敗、成功の定義

 

よく失敗だ、成功だと聞きますが、この言葉が成り立つ物は『答えが決まっている』場合だけだと思います。

人生に答えはありません。従って、成功もなければ、失敗もないのです。

金を持てば成功者、などと持てはやしますが、実際に持っているかどうかを確認するすべはありますか。ありませんよね。

年収1億あったって、借金が20億あったら本当に豊かなのでしょうか。

そういう内訳を知る事はできません。ですから、成功も失敗も、その言葉を口にしている人にとっての定義でしかなく、社会全体の定義ではないのです。

だから、安心してください。あなたが正しい、これで良いと思える状況、答えを出しているのなら、それを成功と呼んでも良いのです。

例え、借金苦だろうと、自分に自信をもっていればそれは成功と言えるのです。

 

多様化という無法化が加速した年

 

今年は、多様化という言葉を元に無法化が加速した年のように感じました。これまでも、多様化、平等、自由という謎の定義を元に、社会は全てを許容する世界を目指して進んでいました。

しかし、その結果、多様化という名目で差別や区別、対峙が増えただけであり、平等という言葉を盾に、自由という無責任で無モラルな独善的価値観を振りかざす輩が増えたように感じます。

SNSという無法地帯を、権力者たちまで利用を始め、集団で人を蔑んだり、差別主義者だと攻め立てて、そういった者を差別する事を促進する活動家の姿。声が大きければ正義というフォロワー数社会での発言合戦。

便利や快適を求めた結果、不便で不快な世界が出来上がっています。

 

グローバル化の実感

 

他にコロナによって痛感したのは、世界が繋がっているという事実ではないでしょうか。ありとあらゆるものが、一つの国家だけでは成り立たないほど、密に絡み合っている。そんな事を実感させられた一年でもありました。

引っ越しシーズンには、部品が届かないため、リフォームや建築が遅れてしまい、トラブルになっていました。ホテルや旅館では、外国人観光客の激減により、倒産企業の激増……日本だけで日本は成り立っていないという現実を突きつけられました。

 

まとまりない内容になりましたが、今年は全体を通して一言で言うなら、『学び』の年、だったのではないでしょうか。

それでは、良いお年を……

取り返しのつかない答えを出す前に

コロナも相変わらず猛威を振るっている中、インフルエンザの流行も始まり、Go to キャンペーンによって各地で拡大を見せてようですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

2020年。今年は本当に呪われているのかと思えるほどに、人類にとって不運な年のように感じます。世界中が同時に流行病にかかるなど、人類の滅亡の序章でも始まっているのかと思えるほどです。

 

こんな状況、そしてこんな環境です。その上に、借金苦がのしかかったら人はどうなるでしょうか。耐えられるのでしょうか。また、耐え忍び、未来に希望を見出す事ができるのでしょうか。

 

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借金苦。そして、これまでの教育によって刷り込まれた価値観による自己嫌悪は、己の存在を否定したくなったりします。それは、自殺という答えを出したり、犯罪という形でフラストレーションとして発散しようとしたりします。

 

今回は、そうなる前に考え方を変えて欲しいという思いから、どうやったら考えが変わるのかを書かせてもらいます。

 

借金ではほぼ死なない

 

まず、前提として、日本社会ではよほど運が悪くない限り、借金では死なないことを理解してください。

なぜなら、殺人事件の検挙率は、日本は高いのです。軽犯罪は30%に満たない低い検挙率にも関わらず、殺人を含め、重犯罪検挙率は70%後半から80%台と高い水準を維持しています。

また、人命が絡む換金行為(主に保険)の制度設計がしっかりしているため、かなり賢くないと出し抜く事ができません。

この二つの点から、利益や金銭目的での殺人行為は割に合わないというのが大きな理由ではないでしょうか。

 

救済措置が豊富

 

日本は、生活保護など救済制度も充実しています。また、個人情報保護法がしっかり効いているため、そう簡単に情報は流出しません。流されたとしても、相手を告訴する事もできるでしょう。

また、社会全体が信用ありきで成り立っている事もあり、原則、履歴書や犯罪歴などを調べる習慣はありません。そのため、過去がどうであれ、今をしっかり生きていれば、自白しない限り、それまでの生活に戻れます。

もちろん、長く住み、根付いてしまった地域では、過去に話した情報からの推察や憶測によって勘繰られる事もあります。しかし、引っ越してしまえば解決する程度です。

 

恨みつらみは非効率

 

「●●のせいだ」「国が悪い」などと、誰かに自分の失敗や苦労の責任を押し付けて恨んだり、憎んだりしていませんか。

それは非常に非効率です。そもそも、今の生活が失敗だという認識自体、現代教育で植え付けられた価値観でしかなく、自分が生まれるずっと前にいた時の権力者が自分の価値観を押し付けただけに過ぎません。

辛いならその生活をやめてしまえばいいんです。嫌な仕事ならやめて転職すればいいんです。最悪、生活保護を申請すればいいんです。

 

誰かを憎んで殺したり、関係ない人から金品を奪ったりしたところで、時間の浪費です。もっと楽しめる事、楽しめる場所へ最初から行くべくでしょう。

 

1回目の自己破産は簡単

 

反省していない場合は別ですが、借金を辛いと感じ、もう借金なんてしたくないと思えるほどに苦しんだという方は、自己破産してしまいましょう。

全く恥ずかしくありません。それよりも、そんなつまらない事で自分の命を絶ってしまい、残った家族や友人を悲しませたり、犯罪に走ってしまい、家族や友人に迷惑かけてしまう方が恥ずかしい感じてください。

「自己破産なんて皆してる」「当たり前だからいちいち言わない」くらいの腹積もりにすると、不思議と罪悪感や自己嫌悪感も和らぎます。

 

はっきり言って、この世界は気の持ちようです。借金苦だって、通り過ぎれば、それより軽い苦労は何とも思わない免疫が付きます。流行病にかかったと割り切って、早期治療する事をおすすめして、今回は終了です。

借金による弊害

コロナの再流行が刻一刻と近付いている中、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。今年も残すところ、後1ヵ月程度ですね。思い返せば、ちょうど今ぐらいに、過去の私は新しい借金をしました。この借金が現在の2度目の自己破産の最大の要因になったのですが……

 

当時の私は稼いでいました。そして、1度目の自己破産から、借金をしない生活が癖になっていた私は無借金でした。家賃を一年分先払いするほど堅実に生きていました。しかし、そのせいでやりがいを失っていました。ただ、金を浪費し、ただ生きる日々でした。腐っていました。

 

「このままではダメだ」と自分を奮い立たせる意味も込め、高級外車を残価設定型クレジットで購入したのが全ての始まりでした。大きなローンが組めるほどの社会復帰している自分の金融情報に嬉しくなって浮かれてしまったのもありました。

 

今思えば、これが全ての間違いの始まりだったのです。

 

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今回は、無借金と借金まみれを繰り返している私だからこそ語れるであろう、借金による弊害について、ご紹介したいと思います。

 

借金のあるなしで変わる物

 

まず最初に語らせてもらいたいのは、借金のあるなしで変わる物です。一番は、気構えでしょうか。次にそれを対価に手に入れた物による便宜性の向上や優越感が来るのではないかと思います。

 

博打や株、為替などの瞬間瞬間で大きく動くマネーゲームをしない限りは、よっぽどのことがなければ、基本的に借金とは必要ないのです。

何故なら、車にせよ、不動産にせよ、現金で購入できるまで貯めてから手に入れればいいからです。

 

ローンという名の借金をしてまで、新車である必要がありますか?持ち家である必要がありますか?

 

否。正直、ないのです。リユース業界がこれだけ成熟している先進国です。中古でよければ、ピンキリで売っています。現在の貯金で買える物や数年越しで手に入れる事ができる物も多いでしょう。

 

貯金、キャッシュを貯めてからではダメなのか?

 

否。貯めてからでいいんです。しかし、それを良しと思っていない人たちがいます。各産業の大手企業たちですね。

貯金できる、キャッシュで大きな買い物をできる高所得者は、すでに必要な物を揃えてしまっていて売り上げになりにくく、更に言えば人口に対しての分母も小さい。

逆に、分母の大きい低所得者の貯金を待っていてはいつ売上になるか分かりません。低所得者も今欲しい物を手に入れたいと思っています。その間に、金融業界が仲立ちすることで利益を得るシステム、それが借金です。

 

借金というシステムこそ呪縛

 

正直、このシステムがなかったら、日本は破綻するでしょう。何故なら、日本の企業の8割は借金で回っていると言われているからです。要するに、実際に利益だけで回っている優良な企業はほとんどないという事です。

それに加えて、国も毎年借金を増やしているのです。すでに借金は、なくてはならない物になってしまっているのです。

 

この負のスパイラル、呪縛から抜け出す方法は、意外にも気付かない人が多いのですが、『たくさん稼ぐ事』ではなく、『キャッシュのみで暮らす事』です。

 

心が貧しくなる

 

借金の一番の弊害は、これに尽きます。人の成功を妬んだり、人の物を欲しがったり、とにかく、借金をするとマネーという概念に縛られます。借金の苦しさに比例して、その拘束力は上がり、身動きが取れなくなります。全てをそれを中心に考えなければならなくなります。

 

本当にそんな生活を望んでいたのでしょうか?

 

2度の破産をしている私がいうのもどうかと思いますが、だからこそ言いたいのです。

 

借金は百害あって一利なり

 

借金も財産のうちなどとプラスに見せる言葉も多くありますが、実際はただの呪縛でしかありません。今、苦しんでいる人はすぐに破産などで解消の手続きをしてくださいね。

『二度目』の自己破産続報

アメリカ大統領選挙もバイデン氏優勢で進んでいる中、トランプ節が火を噴いています。個人的にはトランプ氏を応援していたのですが、このところの彼の行動や言動を見ていると、アルツハイマーが始まっているのではないだろうかと感じています。どちらが当選するにせよ、高齢な大統領です。あまり、変革は期待できないでしょう。

 

さて、以前の記事でご紹介していました『二度目』の自己破産なのですが、進捗報告をしたいと思います。

 

自己破産自体の情報はあちこちで見かけますが、二度目というのは見かけませんので、参考になればと思います。

 

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二度も破産するとか大丈夫かこいつ……という意見もあると思いますが、こういった者もいるのだから、それに比べれば……と上から見下して安心していただければと思います。

 

裁判の日程決定

 

裁判所へ資料の提出を終え、管財人への費用(約22万円)の納付を済ませたため、日程が確定しました。1月中旬となりました。

トータルコストで約56万円となりましたが、これ以上の費用はかからない段階です。

 

少し前に郵便物にて、管財人の決定と裁判日程の案内が届きました。費用を納付してから約3ヵ月後くらいにセットされるようです。これに関しては、裁判所の混雑具合などの地域差はあると思います。

 

管財人と打ち合わせ

 

その後、弁護士より管財人の案内があり、管財人を担当する弁護士より電話が来ました。そして、打ち合わせの日程を組み、実際に面会して事情聴取されます。

 

原則として、管財人の要請に応じる事、財産調査等に協力する事が前提での話し合いとなります。そして、仮に虚偽の報告や隠していた財産処分などを行い、発覚した場合は、免責にならない旨などの説明を受けます。

 

簡単に言えば、事実を話せば済むのです。しかし、計画倒産や財産隠しのための破産の場合は、いろいろ隠さなければならない事実が露呈します。それを防ぐためのシステムですので、本当にお金がなくて破産の場合は、何も隠す事なく、全て話して助けてもらいましょう。

 

郵便物等破産者名義の物は全て管財人の手へ

 

管財人と最初の電話で説明されますが、郵便物や宅配など、破産者自身の名義宛の物は、全て一旦管財人の手へ渡ります。これも、資産隠し対策ためかと思いますが、この段階でも逃げる方がいるそうで、夜逃げ対策でもあるようです。

 

せっかく費用も支払ったのに、逃げても仕方ないと思うのですが、逃げる方はきっと資産隠しをしている人なのでしょうね。

 

なお、同居の家族や恋人、友人宛の物は届きますので、何か郵便や宅配を依頼する場合は、破産者以外の名義にするといいでしょう。

 

また、管財人の所在地が遠方の場合は、切手を預けておくことで転送対応はしてもらえますので、その辺りはフラットに相談すると良いと思います。

 

裁判が終わるまでは原則引越は控えるべき

 

弁護士や管財人から説明されますが、裁判が決まった段階での引越は、弁護士を通して裁判所の許可が必要となります。これも逃走防止のためらしいのですが、この段階で逃走する意味が私には分かりません。

 

手続きに手間はかかるようですが、事情があれば引越は可能だという事です。

 

二度目という事で

 

「分かっていると思いますが」という展開が多かったです。分かっていなくもありませんが、基本的に『7年以内に免責を受けていない』事が、破産する条件に入っていますので、少なくても8年以上過去の記憶のため、断片的にしか覚えていません。しかも、それだけの期間があれば、法が変わったり、慣習が変わったりしていたりもしますので、新鮮な気持ちです。

 

そして、管財人に関してはあくまで裁判所に雇われているため、弁護士に比べると辛辣な言葉をぶつけられたりもします。もちろん、担当する弁護士によるとは思いますが、今回の私のケースの場合、たぶん世代も近いせいもあり、女性弁護士だったというのもあるのでしょう。結構、とげとげした言われ方をしました(笑)

 

彼女には、私は『ろくでもない男』として映っている事でしょう。事実なので、否定はできませんが……

 

という感じで、進捗のご報告でした。

あると便利なもの

年末も見えて来ました。今年のGDPはとんでもない数字をはじき出していると思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

リストラ、自主退職など、下がった売上をカバーするために大中小限らず、企業は経費の削減に走っています。失業、転職をよぎなくされた方も多いのではないでしょうか。

 

『テレワーク推奨』と言っても、最終的なエンドユーザーが人間である限り、実空間での作業は必ず発生します。テレワーク化できるビジネスは、元々人口分母が低い業種ばかりです。

 

果たして、これからどのように働いていけばよいのでしょうか。

 

などと考える私でしたが、とある予言を思い出しました。ノストラダムスから始まり、マヤ歴の最終日などと、人類滅亡説は常に私たちを取り巻いておりますが、今年の現象はまるで聖書に描かれた終末預言者たちが語る終焉を感じさせるような状況です。

 

・独裁者による混乱

・異常気象の蔓延

・洪水、震災など天変地異

・疫病の流行

 

私は無宗教なので、いろんな宗派から情報を取り入れて、自分なりの解釈でこの世界という物を見つめているつもりですが、一番近いのは、神秘思想家のアドルフ・シュタイナーかなと思っています。

 

と、壮大な書き出しになりましたが、今回は滅亡に向けたものではなく、滅亡しなかった場合、生き続けるために、自己破産者が持っていると便利なものをご紹介したいと思います。

 

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自己破産者は、持てるものに一部制約がかかりますが、基本的には一般と何ら変わりありません。そして、そのレッテル期限は約7年と言われています。その理由は、公的書類保管期間だと思います。

 

もちろん、収入が広がれば、それよりも早く、ローンやクレジットカードを手に入れる事もできます。私も5年かかりませんでした。

 

必須はデビッドカード

 

これまでの記事でも何度も書いていますが、デビッドカードはネット社会になっている現代では、必須だと思います。

某コンビニチェーン銀行や某ネットショップ大手銀行でも作れます。どちらも使用するとポイントが付き、ステージによっては振込手数料免除回数が設定されたりなど、口座と連動していて便利だと思います。

 

今後はキャッシュレス決済、QRなどの支払方法も普及すると思いますが、一度その口座へ資金移動しなければならないという手間があり、またその支払方法がクレジットカードだったりするため、デビッドカードは必須でしょう。

 

デビッドカードについての補足ですが、一応審査はあるようです。

しかし、自己破産者でも作れます。口座にある現金の幅でしか購入できないため、ほぼほぼ銀行側としてはリスクはありません。

ただ、ガソリンスタンドなど、一部店舗での支払ではクレジット会社との決済手順上、時差が起こったりするケースもあり、その場合、銀行側が信用貸しという形になりますので、審査があるのは仕方ないと思います。

 

スマホと携帯Wifi

 

どちらも新規契約時はクレジットカードの提出が求められるようになりました。手持ちのデビッドカードの種別にもよるのですが、使える場合があります。逆に口座振替は、支払不能者や未払請求が多すぎるため、取り扱い自体をしていないというキャリアも増えたようです。

 

とりあえず、このセットを持っていれば、現代社会において、特に困る事はないでしょう。自己破産者であっても、これが揃っていれば一般と変わらない目で見られると思います。

 

求人情報や趣味、教養、ノウハウ、ありとあらゆるものがネット上で、下手したら無料で落ちています。自己破産者は、以前よりもコストカットして生活を組み立てなければなりません。ローンや借金という、利益の先採りができないからです。

そういう観点からも、スマホを軸にしたネットの有用活用は必須だと言えます。

 

以上三点があれば、後は収入を得る手段さえあれば、何とかなると思います。

 

転職して間もない、失業して半年などの悪条件が揃わなければ、借家は何とかなるでしょう。

敷金、礼金、保証金などの用意は大変でしょうが、住所を置ける、寝る事のできる場所の確保は、人生という荒波を戦う上で全ての人の前提条件なので、省きました。

 

たった3つです。これがあれば、ある程度の水準までの生活は確実に取り戻せます。

今回はあると便利な物という事でした。

自己破産者のメンタルケア

長引くウィルスとの闘い……病みますね。『自粛』というだけで病むのに、『自己破産』というのは、それまでの暮らしが大きく変わります。

 

車がなくなり、家がなくなり、カードがなくなり、もしかしたら家庭もなくなっているかもしれません……

 

他人に知られる事ではないですが、本人はその事実を知っています。自己破産手続きを踏む方は、生真面目な方が多いです。

いい加減な人は、ほったらかしていても何とも思いません。催促が来ても気にしません。他人の目ももちろん、気になりません。

 

だから、その選択をしなければならなくなった生真面目な方なので、自身を責めているケースも多いのです。

 

そのため、大半の自己破産者も自己破産後に病みます。人によっては、他人から破産者だと見られているのではないかと、怯えてしまう場合もあります。

 

せっかく人生を立て直すために、苦しみから解放されるための手続きなのに、その後、頭を抱えていては上手くいきません。

 

今回は、自己破産者のメンタルケアを中心に、ご紹介したいと思います。

 

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仲間や家族が破産した場合、どのように声をかければ良いのでしょうか。

また、自分が破産した後、罪悪感に駆られて辛い場合は、どうしたらいいのでしょうか。

 

その辺りを経験者として、語りたいと思います。

 

借金、破産という言葉を聞くだけで冷や汗が止まらなくなる

 

これは私の知人社長のケースです。生粋の営業マンとして、業界では名も知られた方でした。その手腕に協力者も多く、脱サラして独立後、多くの取引先を持ち、ものの数年で年商10億を超え、従業員も20人以上抱える社長となりました。

 

イケイケな社長でしたが、義理堅く、中元や歳暮も欠かさず出すような方でした。そして、お金で人の関係が崩れる事をよくご存じでした。だから、お金の面は几帳面でした。

 

それでも、何度も苦難がありました。

結果、10年目を前に倒産しました。

 

イケイケなだけに、周りからの反応も厳しい物があったのか、その後、彼は『借金』『破産』という言葉を聞くだけで冷や汗が出て、鼓動が早まり、めまいがするようになったそうです。

 

ワンマンで、弱みを見せない性格だった事もあり、その悩みも奥様だけが知っているくらい隠していたようです。

 

結果、そこから5年くらいは病院通いしながらの立て直しになりました。その間、かなり髪が減り、全体的に老けた印象を受けました。

 

それまで、病気とは無縁の方だっただけに、私も驚きました。

 

このように、自己破産をした方というのは、罪悪感や敗北感などで自分を責め、その結果、体調不良を起こすという事をまず、知っておいてください。

 

破産くらい、皆してるよ

 

大げさな話ではなく、人に言わないだけで、割と自己破産者というのはかなりの数がいます。そして、自己破産は罪ではありません

しないで成功できるのが一番ですが、かの大統領や有名な実業家も自己破産を経験しています。

ですから、破産=敗北という図式は間違っています

 

借金は苦しいです。真面目であればあるほど、苦しいです。苦しいから破産をするのです。

 

その苦しみを少しでも感じ取ってあげてください。たとえ、ルーズな人であっても、本当にルーズならば、自己破産という形を取ろうとしません。そのまま、ズルズルと先延ばしにできるのです。

 

そして、一番大切なのは、自己破産者の未来です。より良い未来のために、自己破産をしたのです。苦しみが増しては意味がありません。

 

ですから、破産は悪い事ではない、仕方がなかったという結論を共有し、振り返るのを忘れてしまうくらい、楽しい未来の話をしてください。

 

借金がなくなったから、これからは貯金ができるようになる、など、プラスの要素は探せばいくらでもあると思います。

 

今までの生活から失ったものに目を向けるのではなく、得られたものに目を向けてください。

 

それを共感できるのも、家族仲間身内の力です。

 

ただでさえ、病みやすい世の中です。自分の家族、仲間、身内くらいは大切にして、本当の意味で力になりましょう。

サイドワークのススメ①

んばんは。いかがお過ごしでしょうか。

コロナも変わらず猛威を振るっている中、夏の自粛によってさまざまな業界が打撃を受けたと思います。立ち行かなくなった企業も多い事でしょう。

 

さて、今回は不景気だからこそ、一層必要性を感じる『サイドワーク』について、語りたいと思います。

一言にサイドワークと言いましても、多種多様な働き方が存在します。昭和より、副業の代名詞ともいえる内職から、パートアルバイトによる時給制での副業、そして、クラウドワークリモートワークなどで、スキルや能力、結果を売る事で対価を得る自営業……

 

疫病から、世界大恐慌という先の見えない不景気に陥った現在、私たちに取れる手はどのくらいあるのでしょうか。

 

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私は時給制という概念は、人生を切り売りしている事だと思っています。寿命はだいたい決まっています。という事は、働く事ができる時間も限られているという事です。

 

まずはそこから焦点を当てて紹介します。

 

一生80年、29,200日

 

考えたことがある方は少ないようですが、一生って実は数えられます。平均寿命が延びているとはいえ、大まかに80歳程度、と皆さん思っているのではないでしょうか。

 

そうすると、29,200日。時間にして、700,800時間です。そのうち、自分で意思決定して生きる事ができるのは、平均15歳程度からでしょうか。

 

前半15年間は親の庇護下

 

親元にいる時間は、およそ131,400時間です。そこはあらかじめ引いておきましょう。

 

700,800h-131,400h=569,400h

 

この時点で残り約57万時間です。どんどん減りますね。

 

何が起こっているか予想できない老後

 

後半になる老後も、体の自由が利かない可能性などがありますので、同じように15年も引いておきましょう。

 

569,400h-131,400h=438,000h

 

こうして、約44万時間、50年間が自由にできる時間です。そのうち、3分の1は、睡眠時間になりますね。146,000時間相当です。

補足ですが、『睡眠時間が勿体ない』という意見が多いですよね。しかし、不思議な事に、睡眠時間を削って頑張った方の大半は、必ず後半、病に伏して入院、下手したら若くして亡くなります。強制力でも働くように、睡眠時間を調整する事になります。

道路と一緒で、急いでもゆっくり走っても、信号に引っかかって同じくらいになるのです。頑張って苦しい思いをしたのに、後半は病に伏して苦しむのですから、踏んだり蹴ったりですよね。金銭的にも、早く走っていた時は稼ぐかもしれませんが、後半で入院費用やその他支出が一気に襲って来る、などの現象もざらです。

なので、私は睡眠に関して、しっかり時間を確保した上で生活する事を勧めます。

 

さて、話がそれましたが、実際に私たちが稼働できる時間というのは、292,000時間程度です。そんなに働けるのかと思った人は、誤解しないでください。現時点では、睡眠時間以外、何も考慮していません。食事も風呂も休みも遊びも家庭も友情も……全てを捨てて仕事に打ち込むなら、これがMAXの数字です。

 

では、MAXに対してで時給換算してみましょう。仮に、時給1,000円もらえたとします。

 

もし寝る以外時給1,000円で働き続けたら

 

292,000,000円になります。約3億です。悲しくなりませんか。寝る事以外、全ての時間を仕事に捧げた結果、宝くじの一等に届かないのです。しかも、これは支出が入ってません。食べたり飲んだり移動したり生活したりしない、永久機関のロボットのように業務をこなせた場合の話です。

 

それは無理ですよね。実際は、この時間の半分働ければ、十分無理した方でしょう。休みなく50年間毎日8時間時給1,000円をキープして働いて、1億4千6百万円です。これは収入のみです。ここから支出があるのです。毎日の食事、排泄、衛生管理、健康管理、電気水道光熱費、家賃……趣味や他人に使うお金もあるでしょう。

 

このように、当たり前の稼ぎ方では限界があるのです。そのため、私は、時給制ではない賢いサイドワークを推奨しています。

 

長くなりましたので、この続きはまた今度にします。

 

 

 

失敗の法則その①

『失敗』

 

誰でもしますよね。どんなに有名な敏腕社長でも『失敗』しない人はいないでしょう。国民から選抜された精鋭であるはずの政府ですら、後手後手、失敗を繰り返しているのですから、私たち一個人が失敗しないで歩くという事は不可能です。

 

このブログのテーマでもあります自己破産。これは失敗の代名詞と認識されていると言っても過言ではありません。ですので、倒産社長のしくじりブログというタイトルで自ら失敗者を名乗っているわけですが……

 

『失敗』の裏には、必ず『挑戦』が隠れています。何もしなければ失敗なんてしないのです。しかし、何もしない事自体が失敗になったりもするのが世の中でもあり、失敗は至るところに存在します。

 

今回は、その失敗をしない、繰り返さないための心構え、コツを、私なりにご紹介したいと思います。

失敗しまくっている、しくじりまくっているからこそ見える、言うならば『失敗の法則』です。実は、何度も大失敗を繰り返していると、失敗する前に失敗すると気付いていて、あえて進んで失敗したりします。

 

その辺りは、人の心の矛盾でしょうか。探求心や顕示欲という本能に負けた結果ですね。

 

その辺りも踏まえてご紹介したいと思います。

 

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石橋を叩いて渡ると言いますが、そもそもその橋が石橋でなく、木の橋の可能性や橋がかかっていない可能性もある事を知るべきなのです。

 

次の展開を想像する前に行動してしまう

あるあるではないでしょうか。感情的になってしまって、次の展開や今後の影響を考えずに行動してしまったパターンは、いわゆる後悔に繋がりやすいと思います。

これはビジネス、プライベート問わずに失敗する大きな要因と言えます。

 

どんな人でも喜怒哀楽は存在します。他人に見せていないだけで、自身を振り返れば腹腸煮えくり返っていた事や、悲しく投げやりになっていた場面は多々あるでしょう。

そういう心境で行動を起こす事が、失敗に繋がります。

 

感情が動くのは自然な事であり、これまでの人類の歴史で、喜怒哀楽がなくならないのも必要性があるからです。動機付けの起源は全て、この4つの感情ですので、その感情自体が悪い訳ではありません。

 

しかし、感情に任せて、その勢いで答えを急いだり、行動を起こしてしまう事がリスキーなのです。

 

その対策としては、下記の方法が有効です。

感情的になったら落ち着くまで結論を出さない。行動を起こさない。

感情的になった理由を分析、明確化して、何故感情的になってしまったのかをはっきりさせ、自分で納得する。また、判明した理由について、改善できる点は改善する。

第三者視点で再度、状況を確認する習慣をつける。

 

感情的になった自分は責めなくて良いです。人なのですから、当然の摂理です。

 

納得の行かないまま前進する

これも意外と陥りがちな失敗パターンです。理由はどうあれ、自分に偽ったり、納得の行かないまま、物事を進めると失敗します。

生活のために我慢するなどのケースもこれに当てはまり、その打算、妥協は失敗を後回しにしているだけにすぎません。

 

後回しにすればするほど、『困難』という物は雪だるまのように転がり、大きくなっていくものです。

結果、踏ん張り過ぎたため、大きくなってしまった『困難』に飲み込まれて、最初の段階なら小さな失敗で済んだものが、取り返しの付かない失敗になるなどが起こります。

 

人間の直観力というのは、想像以上に危機回避能力が長けています。直感的に納得がいかないのには理由があるのです。

 

この対策については下記の通りです。

・どうしたら納得がいくのかを検証し、その状態にできるか検討する。

・「仕方ない」、「我慢」など、思考しないで済む一言で片付ける癖は捨てる。

・常に自分の幸福、どうしたらいいかを考える癖を付ける。

 

この他にもいくつか大きな『失敗の法則』はありますが、今回はこの辺で。

もし首都直下型地震が来たならば

アベノマスクなんて無駄な物をばらまいたり、Go to キャンペーンという段取りの悪い政策を打ち出したり、政権うんぬんに興味のない私ですら、行き当たりばったりな姿に呆れてしまっています。

 

それだけ平和だったんでしょうね、日本は。

 

さて、そんな平和な日本を突如襲った新種のウィルスが猛威を振るい、停滞する梅雨前線によってもたらされた豪雨は災害クラスとなり、日々広がる感染に怯え、他人の目に怯えて生きる私たちです。

 

忘れてしまいがちですが、本来はオリンピックイヤーで経済は潤う予定でした。それを見通して投資した方々も何人も知っていますが、延期となった今、その経済損失は計り知れません。

 

続けて、忘れてしまいがちですが、PCR検査の精度ですが、約50%です。50%は偽陰性となっている事を忘れていませんか。抗原検査は、それよりも精度が落ちるのです。果たして、偽陰性はどのくらい市中に広まっているのでしょうか。

 

しかし、悪いニュースばかりではありません。

 

ワクチンが想像の4倍の速度で開発が進んでいるそうです。完成すれば、インフルエンザのような存在のなるのでしょうか。進化が異常に早いといわれるコロナウィルスに、完成したワクチンが効けばの話ですが……

 

飛沫感染と言われていたコロナも、今では空気感染の可能性を否定できない見解に変わりました。

 

さて、こんな未曽有の事態に晒されているため、影を潜めていますが、地震が頻発している事をご存じでしょうか。

 

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どのくらいの回数が起こっているのか。

 

M5.0地震の20%は日本発

地震国家日本と呼ばれますが、それも納得の行く数字ではないでしょうか。国連加盟国は現在193か国あり、その全てで起こったM5.0以上の地震の内訳で、20%は日本発というのですから、地震国家と名乗っても誰も否定できないでしょう。

そんな日本で、1月から7月までに起こった地震の数は、なんと約1100回です。震度1などの小さな物も含めていますが、平均しても一日5回以上はどこかで起きている計算です。

大震災直前は、その桁が変わって来るので、今すぐ何かが起こるという事はないと思いたいところですが、地震という現象は通り過ぎる事はありません。必ず起きるというのがネックなんです。

それがいつなのか、専門家たちでもまだ予測できないほど、地震というメカニズムは未解析なのです。その点、解析が進んでいるコロナの方がまだ良いかもしれません。

 

東京都民約1400万人

日本の人口は、約1億2600万人です。その約11%は東京都で締めています。富裕層や大手企業、銀行に行政、権力という権力は東京に集中しています。

もし、首都直下型地震が起きた場合、昨年末の試算で死者2万3000人経済損失95兆円と言われていました。だいぶ少なく見積もっていると思いますが、その予想にはコロナウィルスのダメージが加味されていません。

もし、この数か月で起こってしまったら……

 

様々なコロナ弊害

いざ起こった時に、交通網が遮断され、救助の手も指揮系統が都心部に集中している事から混乱が起こる事でしょう。決定権のある権力者の方が被災され、連絡が取れないかもしれません。後手後手に回りながらも、何とか対応したとしましょう。

しかし、災害時に大切なマンパワーであるボランティアを集めるのが困難という場面に直面します。何故なら、感染リスクが高いため、よほどの使命感に燃えない限りは、居住地からの制止に見送る方が多いと見込めるからです。

さらに、ただでさえ、コロナ患者によってひっ迫している病院に怪我人が運ばれます。この規模の災害での怪我人の収容です。まさに医療崩壊です。結果、コロナの拡大につながる事でしょう。

その上、人口密度の高い東京だけに避難所も三蜜状態どころか、満員電車状態に陥る事でしょう。コロナを避ける事はもちろん、軽犯罪や性犯罪などが蔓延っても管理し切れない混沌がそこにある事でしょう。

素人の私が想像するだけでも、これだけの弊害が目に浮かびます。二次災害、三次災害でどれだけの方が命を落とすのか、想像できない世界です。経済損失など鉄道や空港、テーマパークや博物館など、起きる時間帯などによっては円がデフォルトするレベルではないでしょうか。

 

先手を打たねば倒れる

自己破産も同じです。そこまで全体の経済が追い詰まってしまえば、自己破産自体が成立しなくなる可能性もあります。迷って苦しんで、さらに不運に見舞われて、諦めた結果、時すでに遅し……では目も当てられません。逆に、全てが白紙になる可能性もありますが、なってみないと何とも言えません。

ビジネスでも恋でも遊びでも全て同じです。『先手必勝』と言われるように、先手を打ち続ける事が大切なのです。先手を打っても、こういう大災害はどうにもなりません。ならば、大災害が起こるであろうエリアから離れた場所で生計を立てる、という選択をする事が最も重要な『先手』になるのではないでしょうか。

 

もしを想像して、『先手』を打つ事。これが大切です。