サイドワークのススメ①

んばんは。いかがお過ごしでしょうか。

コロナも変わらず猛威を振るっている中、夏の自粛によってさまざまな業界が打撃を受けたと思います。立ち行かなくなった企業も多い事でしょう。

 

さて、今回は不景気だからこそ、一層必要性を感じる『サイドワーク』について、語りたいと思います。

一言にサイドワークと言いましても、多種多様な働き方が存在します。昭和より、副業の代名詞ともいえる内職から、パートアルバイトによる時給制での副業、そして、クラウドワークリモートワークなどで、スキルや能力、結果を売る事で対価を得る自営業……

 

疫病から、世界大恐慌という先の見えない不景気に陥った現在、私たちに取れる手はどのくらいあるのでしょうか。

 

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私は時給制という概念は、人生を切り売りしている事だと思っています。寿命はだいたい決まっています。という事は、働く事ができる時間も限られているという事です。

 

まずはそこから焦点を当てて紹介します。

 

一生80年、29,200日

 

考えたことがある方は少ないようですが、一生って実は数えられます。平均寿命が延びているとはいえ、大まかに80歳程度、と皆さん思っているのではないでしょうか。

 

そうすると、29,200日。時間にして、700,800時間です。そのうち、自分で意思決定して生きる事ができるのは、平均15歳程度からでしょうか。

 

前半15年間は親の庇護下

 

親元にいる時間は、およそ131,400時間です。そこはあらかじめ引いておきましょう。

 

700,800h-131,400h=569,400h

 

この時点で残り約57万時間です。どんどん減りますね。

 

何が起こっているか予想できない老後

 

後半になる老後も、体の自由が利かない可能性などがありますので、同じように15年も引いておきましょう。

 

569,400h-131,400h=438,000h

 

こうして、約44万時間、50年間が自由にできる時間です。そのうち、3分の1は、睡眠時間になりますね。146,000時間相当です。

補足ですが、『睡眠時間が勿体ない』という意見が多いですよね。しかし、不思議な事に、睡眠時間を削って頑張った方の大半は、必ず後半、病に伏して入院、下手したら若くして亡くなります。強制力でも働くように、睡眠時間を調整する事になります。

道路と一緒で、急いでもゆっくり走っても、信号に引っかかって同じくらいになるのです。頑張って苦しい思いをしたのに、後半は病に伏して苦しむのですから、踏んだり蹴ったりですよね。金銭的にも、早く走っていた時は稼ぐかもしれませんが、後半で入院費用やその他支出が一気に襲って来る、などの現象もざらです。

なので、私は睡眠に関して、しっかり時間を確保した上で生活する事を勧めます。

 

さて、話がそれましたが、実際に私たちが稼働できる時間というのは、292,000時間程度です。そんなに働けるのかと思った人は、誤解しないでください。現時点では、睡眠時間以外、何も考慮していません。食事も風呂も休みも遊びも家庭も友情も……全てを捨てて仕事に打ち込むなら、これがMAXの数字です。

 

では、MAXに対してで時給換算してみましょう。仮に、時給1,000円もらえたとします。

 

もし寝る以外時給1,000円で働き続けたら

 

292,000,000円になります。約3億です。悲しくなりませんか。寝る事以外、全ての時間を仕事に捧げた結果、宝くじの一等に届かないのです。しかも、これは支出が入ってません。食べたり飲んだり移動したり生活したりしない、永久機関のロボットのように業務をこなせた場合の話です。

 

それは無理ですよね。実際は、この時間の半分働ければ、十分無理した方でしょう。休みなく50年間毎日8時間時給1,000円をキープして働いて、1億4千6百万円です。これは収入のみです。ここから支出があるのです。毎日の食事、排泄、衛生管理、健康管理、電気水道光熱費、家賃……趣味や他人に使うお金もあるでしょう。

 

このように、当たり前の稼ぎ方では限界があるのです。そのため、私は、時給制ではない賢いサイドワークを推奨しています。

 

長くなりましたので、この続きはまた今度にします。