取り返しのつかない答えを出す前に

コロナも相変わらず猛威を振るっている中、インフルエンザの流行も始まり、Go to キャンペーンによって各地で拡大を見せてようですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

2020年。今年は本当に呪われているのかと思えるほどに、人類にとって不運な年のように感じます。世界中が同時に流行病にかかるなど、人類の滅亡の序章でも始まっているのかと思えるほどです。

 

こんな状況、そしてこんな環境です。その上に、借金苦がのしかかったら人はどうなるでしょうか。耐えられるのでしょうか。また、耐え忍び、未来に希望を見出す事ができるのでしょうか。

 

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借金苦。そして、これまでの教育によって刷り込まれた価値観による自己嫌悪は、己の存在を否定したくなったりします。それは、自殺という答えを出したり、犯罪という形でフラストレーションとして発散しようとしたりします。

 

今回は、そうなる前に考え方を変えて欲しいという思いから、どうやったら考えが変わるのかを書かせてもらいます。

 

借金ではほぼ死なない

 

まず、前提として、日本社会ではよほど運が悪くない限り、借金では死なないことを理解してください。

なぜなら、殺人事件の検挙率は、日本は高いのです。軽犯罪は30%に満たない低い検挙率にも関わらず、殺人を含め、重犯罪検挙率は70%後半から80%台と高い水準を維持しています。

また、人命が絡む換金行為(主に保険)の制度設計がしっかりしているため、かなり賢くないと出し抜く事ができません。

この二つの点から、利益や金銭目的での殺人行為は割に合わないというのが大きな理由ではないでしょうか。

 

救済措置が豊富

 

日本は、生活保護など救済制度も充実しています。また、個人情報保護法がしっかり効いているため、そう簡単に情報は流出しません。流されたとしても、相手を告訴する事もできるでしょう。

また、社会全体が信用ありきで成り立っている事もあり、原則、履歴書や犯罪歴などを調べる習慣はありません。そのため、過去がどうであれ、今をしっかり生きていれば、自白しない限り、それまでの生活に戻れます。

もちろん、長く住み、根付いてしまった地域では、過去に話した情報からの推察や憶測によって勘繰られる事もあります。しかし、引っ越してしまえば解決する程度です。

 

恨みつらみは非効率

 

「●●のせいだ」「国が悪い」などと、誰かに自分の失敗や苦労の責任を押し付けて恨んだり、憎んだりしていませんか。

それは非常に非効率です。そもそも、今の生活が失敗だという認識自体、現代教育で植え付けられた価値観でしかなく、自分が生まれるずっと前にいた時の権力者が自分の価値観を押し付けただけに過ぎません。

辛いならその生活をやめてしまえばいいんです。嫌な仕事ならやめて転職すればいいんです。最悪、生活保護を申請すればいいんです。

 

誰かを憎んで殺したり、関係ない人から金品を奪ったりしたところで、時間の浪費です。もっと楽しめる事、楽しめる場所へ最初から行くべくでしょう。

 

1回目の自己破産は簡単

 

反省していない場合は別ですが、借金を辛いと感じ、もう借金なんてしたくないと思えるほどに苦しんだという方は、自己破産してしまいましょう。

全く恥ずかしくありません。それよりも、そんなつまらない事で自分の命を絶ってしまい、残った家族や友人を悲しませたり、犯罪に走ってしまい、家族や友人に迷惑かけてしまう方が恥ずかしい感じてください。

「自己破産なんて皆してる」「当たり前だからいちいち言わない」くらいの腹積もりにすると、不思議と罪悪感や自己嫌悪感も和らぎます。

 

はっきり言って、この世界は気の持ちようです。借金苦だって、通り過ぎれば、それより軽い苦労は何とも思わない免疫が付きます。流行病にかかったと割り切って、早期治療する事をおすすめして、今回は終了です。