前回のblogの続きです。
実は特殊詐欺と一言で言っても、その詐欺の種類は多くなっています。
ということで、特殊詐欺の種類の続きです。
・還付金詐欺
新型コロナウィルス感染対策によって、多くの補助や助成がありました。
誰でも貰える補助を知らなくて損したくない、そう思ってしまう心理を詐欺に利用するのが還付金詐欺です。
「医療費の還付金がある」
「税金が戻ってくる」
などと語り、お金が貰えるのでと手続きを急がせて、クレジットカードや通帳情報を取得したり、還付金を得るために振り込みをさせる手口です。
・融資保証金詐欺
融資を実際はしないのに、融資を受けられると思わせて、保証金を先に振り込ませる詐欺です。
保証料以外にも、融資の審査費用や契約手数料など、を要求されるケースもあります。
・金融商品詐欺
金融商品(金やデジタル通貨や未公開株式や社債など)を購入すれば『必ず儲かる』と思わせて、情報料や購入代金と称して、振込や支払いをさせる詐欺です。
金融商品は買わなくて良いので名義や口座だけ貸して欲しいと持ちかける手口もあります。
すべて虚偽に基づく話や説明のため、上手い儲け話に聞こえます。
しかし、実際は損しかしません。
・ギャンブル詐欺
パチンコの打ち子募集などの広告やSNSに反応してきた人に、パチンコ攻略法などを売る詐欺です。
競馬や宝くじなど特別に事前に当選番号を伝えると称して、情報料を要求するパターンもあります。
・交際あっせん詐欺
女性を紹介します。
あなたの登録を待っている女性がいます。
といった女性と交際できると思わせて、会員登録料や紹介料などの金銭などを騙しとる詐欺です。
・キャッシュカード詐欺盗
警察官や大手百貨店職員を装った人物から、キャッシュカードの不正利用の疑いなどを名目にして、キャッシュカードを用意させ、盗む詐欺です。
キャッシュカードを郵送してくれなどの指示があります。
特殊詐欺の手口は巧妙化が進む
同じやり方の詐欺では、バレてしまう可能性が高くなります。
気付かれた人から警察などへ通報されるため、詐欺集団も変化していきます。
特殊詐欺対策は警戒することから
特殊詐欺はもはや特殊ではありません。
特殊詐欺の件数は、
直近の22年が7,000件を下回る認知件数です。
しかし、20年は20,000件を超えていました。
認知しされていない件数や未遂の件数を含めると、誰もが被害者になる可能性があります。
自分は関係ないではなく、自分も特殊詐欺の被害者になる可能性がある、
そう思って警戒を続けましょう。