破産を目前に控えた人がすべき行動

一度借金をしてしまうと、深みにはまることはよくあります。

 

返済のため、月々の生活費のため、ストレスによる散財のため……

 

様々な理由を付けて、正当化し借金を重ねることは、よくある事です。

 

私も破産を迎える直前は、何かと理由を付けて借金を増やしていました。

 

返済をするために借金をすることもありましたし。

 

今回は、破産目前まで来てしまった人が、生活を立て直すためにすべき行動についてご紹介していきます。

まずは自分を見直す

破産を目前にしている人の多くは、現実逃避をしている場合が多いです。

 

これは経験談ですが、私も嫌な事から目を背けたくなったことが多くあります。

 

しかし、現実から目を背け、やらなければならない事を先延ばしにしても良い事はありません。

 

まずは、自分を見直して「どこから改善すべきか」知ることが大切です。

 

そのためにはまず、月々の支出額を表にするのがおすすめです。

 

月々返済のどのくらいの金額が必要で、自分の給料や使えるお金と照らし合わせながら、どの部分でいくら使っているのかを明確化します。

 

そうすることで、無駄な出費を見つけることができます。

 

支出に関する詳細は、破産をする際にも役立てることができるだけでなく、弁護士から「やってください」と言われることが多いです。

 

裁判所に提出必要があるからでしょう。

 

ですので、先に自分で率先してやっておくことで、レシートを捨てたり、明細不明の部分を明らかにしておくなどの手間を省きながら取り組めます。

 

その後、速やかに無料相談ができる弁護士やサイト、自治体で行われている相談所に連絡を取ります。

 

自身の状況を完結に説明し、生活立て直しのために自己破産をしたい趣旨を伝えることで、適切な弁護士を紹介してもらえます。

 

その後は、弁護士の指示に従って破産手続きを済ませれば、数か月以内に破産が裁判所から認められます。

 

スムーズかつ迅速に手続きを済ませ、一刻も早く今の苦しい状況から脱却するためには、自分であらかじめ見直しておくことがとても大切なのです。

 

特に、借金をしているときや切羽詰まっているときは、自分が今どういう状況にいるのか理解できない場合や、理解したくないと逃げることが多いです。

 

しかし、そうなった場合、破産手続きをはじめ、元の生活に戻るための手段はどんどん遠ざかっていきます。

 

手早く手続きが済ませられるよう、自身の行動と向き合うことはとても大切です。

 

また、そうすることでより早く悩みから解放されるでしょう。

 

破産で悩んでいる方、破産が目前に控えているという自覚がある方は、ぜひ一度自分のお金の使い方や生活態度を見直してみるのがおすすめです。

破産後の行動と日常を取り戻すまで

自己破産経験については、ブログで多く書いてきました。

 

今回は、自己破産を簡単に、自分の経験を踏まえてご紹介するのと共に、その後どうやって日常を取り戻せるかについてご紹介します。

 

破産をすると気分が落ち込んだり、検討している段階から日常の生活に戻れるか不安な場合があるでしょう。

 

破産などについて先に知っておくことで、希望を持つことができるかもしれません。

日常は案外変わらないことも多い

まずは簡単に自己破産をはじめとする破産の手順についてご紹介しましょう。

 

借金がかさみ、支払いが滞り始めたら、まずは弁護士に依頼をします。

 

予算が気になって尻込みする方もいるでしょうが、近年借金がある方向けの返済方法などを取り揃えている弁護士事務所は多いです。

 

無料相談で斡旋してもらうことも可能ですから、尻込みせずに相談に行きましょう。

 

弁護士とは、支払い能力の有無や月々どの程度お金を使ってしまったのかについて詳しく聞かれます。

 

その後、裁判所に申し立てをするまでの間に月々の支出を管理したり、弁護士事務所に支払いをすることで支払い能力の有無を試された後、裁判所から申し立て受理を受ければ破産手続きが完了します。

 

破産手続きが完了すると、官報に名前と住所が載り、破産したことが認められます。

自己破産の場合は支払う必要が免責されます。

 

その他個人再生などは、毎月支払う額が決められ、3年~5年の間に支払って完了します。

 

自己破産の場合は、家財や車が差し押さえられることはありますが、それ以外で生活が大きく一変することはありません。

 

個人再生も同様です。

 

破産手続きをすると、信用情報に事故情報が記載されることで消費者金融や信販系、銀行系の融資が受けられなくなります。

 

また、携帯代金を分割購入できない、車のローンが組めないなど、一定期間以上ローン関係が組めなくなる点以外は、通常通り生活ができます。

 

仕事に関しても、基本的に通常通り仕事ができますし、会社の人にばれるリスクも高くありません。

 

私も自己破産をした時は、会社の人にばれるのを恐れていたのですが、支払えなくなって会社に電話がかかってくる可能性もなくなったので、とても快適にストレスなく過ごせました。

 

そう言った意味でも、早めに対策を取ることで精神的な負担からも守ってもらえます。

 

一度自己破産をしたらもう普通の生活には戻れない……

 

そう考える人が多いのも事実です。

 

実際に私も、破産するまで同じように考えていました。

 

しかし、一定以上の縛りは発生するものの、破産後も普段通りに生活が可能です。

 

少し質素な生活になる可能性はありますが、概ね快適に過ごせます。

 

くるしくなったときは、一度破産の道を検討してみるのも、悪くはないと思います。

コロナによる様々な変化

コロナ禍と呼ばれる未曾有のウイルスの蔓延から早2年……

 

人々はかつての日常が恋しくなっているのではないでしょうか。

 

かくいう私もその一人です。そんなコロナ禍3年目に入ろうとしている今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

最近特に目にするようになった規制緩和の文字を受け、少しずつ取り戻し始めているコロナ前の生活と、それに伴い変化してきたコロナ禍の色々を見て行こうと思います。

 

生活満足度の増加と不景気

コロナ禍に突入し、飲食店の制限や県外への仕事が制限されるなど、様々な状況で不景気が感じられました。

 

私も仕事で影響を受け、一時期は破産をすることで生活の立て直しを行った過去があります。

 

しかし一方で、景気の回復が見込めないにもかかわらず、コロナ禍での生活満足度は上昇傾向にあるようです。

 

コロナに感染する不安や不景気のあおりによる破産はあれど、家にいられるようになったことで、家族と過ごせるようになった等の観点から、満足度が上がっているのが理由です。

 

ウィズ・コロナを掲げた政策がうまくいっているということなのでしょうか……。

 

また、近年会社へも出社しなくて良いとされる「テレワーク」の普及も、満足度に大きく貢献しているようです。

 

朝と夜の満員電車を回避できることは、社会人にとって大きなストレスだったことが分かります。

必ず出社をしたり、県外移動等のある出張がなくなり、ある程度の自由度が仕事にも生まれたことで、働きづめだった社会人の中で信教の変化が生じたことは多くあるでしょう。

 

コロナ禍になり、仕事が圧迫された事で破産を迎える可能性はあります。

 

しかし、テレワークなどになり家にいられる時間が増え、ゆとりが発生したのはとても価値があることが分かります。

 

いい意味で、テレワークやコロナ禍の変化は作用する部分も多いです。

 

しかし一方で、ネットショッピングがより多く活用されるようになったことで、使い過ぎによる破産の可能性も発生しました。

 

仕事がなくなったことによる破産が増えた一方で、ショッピングによる破産も存在するのです。

 

仕事が出来なくなったことによるストレスを、手軽に買い物できるネットショッピングにぶつけてしまうことが良くあります。

 

結果、支払いが滞りはじめ、リボ払いをはじめ借金に手を出すようになった末路は、破産です。

 

そうならないためにいくつか気を付ける事も大切ですが、まずはそうなってしまった場合の対処法を知っておきましょう。

 

破産は恥ずかしい事ではありません。

 

その後より困らないためにも、早めに対策を講じることが大切です。

県外移動の難しさと仕事の変化

三度の緊急事態宣言を経て、少しずつコロナ禍での生活は落ち着きを取り戻しつつあるようです。

 

こんにちは、いかがおすごしでしょうか。

 

私は最近心を痛ませています。理由は一つ。落ち着きを取り戻しつつあるといっても、仕事を失う人は後を絶たず、未だに県外移動は厳しい目で見られることがあるからです。

県外移動と仕事

県外移動をすると、他県からコロナウイルスが運ばれてくるのではないかと考える方は多く存在するようです。

 

確かに、県外移動の目的の多くは人と会うことでもあります。その結果、移動の際などにコロナウイルスに感染するリスクはゼロではないでしょう。

 

しかし、原則的に飛沫感染であるコロナを過剰に恐れすぎるのはどうなのでしょうか。

マスクをしていれば、会っても飛沫感染のリスクを減らしながら過ごすことはできるはずです。

 

完全に感染を防ぐことは不可能でも、しっかりと対策を取り、ワクチンを受けて県外へ移動すれば、仕事を理由にした出張などはもう少しできるようになってもいいと思っています。

 

近年、仕事での移動も制限されつつあり、出張をすることで様々な人と会う等の仕事をしてきた人は大幅に制限されることを余儀なくされていました。

 

リモートでの仕事は流行していますが、きちんとその場に赴くことの大切さが損なわれたことで、職を失う人も多く存在しているのです。

 

漠然とした対策や補填ばかりで、個人個人に目を向けられることがあまりない救済措置によって、職を失う人は後を絶ちません。

 

私自身、コロナの影響で破産手続きをした経験があります。

 

きっと同じように、出張などができなくなり、県外移動を制限されたことによって仕事が減り、生活が苦しくなった方は多いはずです。

 

そんな方には、まず一人で悩まず、生活が苦しくなる前に一手を講じることをお勧めしたいと思います。

 

方法の一つが、破産手続きです。

 

破産と一口に言っても、少額減額して、3~5年の間に支払いを行う任意整理など、状況に応じた手続きが多く存在します。

 

破産と聞くと物々しいものだと感じる方は多いでしょう。

 

実際私も、破産をするまでは絶対にやってはいけないものだと思っていました。

しかし、経験してみると、悪いことだけではありません。

 

弁護士や裁判所を通してしっかりと生活の見直しに関する様々な計画を立てることが可能です。

 

その結果、仕事が激減して厳しくなっていた成型を立て直すことができ、今現在に至るからです。

 

県外出張が減り思い悩んでいる方は、この機会にその先の、万が一を考えてみてはいかがでしょうか。

人と会うことの難しさ

毎日、コロナウイルス感染者のニュースは途切れることなく続いています。この調子で、今後の生活にもコロナウイルスは切り離せないものになっていくのでしょうか。

 

流行当初から少しずつ言われ始めた「人との接触を避ける」ことは、近年当たり前のように実施されるようになりました。

 

3年目に突入する昨今では、少しずつ緩和されつつありますが……。それでも、大人数での会食などは、良い顔をされません。

 

なぜ大人数で会ったり、県を跨いで会うことが近年犯罪を犯すかのごとく指摘され、注意されているのでしょうか。

 

 

人と会えない現状

少しずつ規制が緩和され始めた事もあり、3年目に突入した最近では、コロナ禍でも人と会うことが少しずつ再開されはじめました。

 

経済が回りはじめ、コロナ禍とはいえ、以前のような生活が取り戻りつつあるようです。

 

以前ブログでもご紹介したように、コロナと付き合っていくために必要な事は「割り切る事」だと私はずっと考えています。

 

インフルエンザと同等の扱いまで下げ、致死のリスクを下げる努力をしていければ、人々は日常を取り戻せるのではないでしょうか。

 

感染者が拡大されていくと、現在ではいまだに時短、自粛が囁かれるようになります。

 

その結果、経済的な救済はないにもかかわらず人々は負担を強いられ、最悪の場合破産のリスクを背負ってしまうでしょう。

 

私も、コロナ禍で仕事がなくなり破産した経験を持っています。

 

誰のせいでもない、誰も責められないコロナという新種のウイルスのせいで、つらい日々は続きました。

 

しかしその場合は、早く手を打っておくことで想像以上に苦しむことはありませんでした。

 

人と少しずつ会えるようになってきた現状、まだまだ経済状況は良いと言えません。

 

この瞬間にも、失業者は発生し、破産の一途をたどる人は後を絶たないでしょう。

 

それだけでなく、人に会いに県を跨いだ結果コロナに感染し、それが理由で失業する可能性は、3年経った現在でもあり得ることです。

 

油断した結果失業をし、家族が路頭に迷うことがあったら……

 

そのまま破産せざるを得ない状況になる可能性もあるのではないでしょうか。


規制が緩和しているからといって、警戒心をなくすことは危険です。人と会うということは、昨今とても難しいことになりました。

 

軽率な行動を起こすことで、自分だけでなく会いに行った人に迷惑をかけたり、あるいは自分の家族や職場の人に迷惑をかける可能性もあります。

 

少し規模の大きな話になってしまいましたが、読んで頂いた方には、人に会いに行くことのリスクや様々な可能性についても、深く考えてみる事をおすすめします。

うつ病の傾向と破産

破産経験をブログで書いてきましたが、今回はうつ病について語ろうと思います。

 

うつ病は、最近までは「甘え」とも言われることがあり、世間的にうつ病と言う病気が認められるまでには長い年月を必要としました。

 

近年、芸能人をはじめ数多くの人がうつ病を告白し、治療をする姿がメディアなどでも多くみられます。

また、近年コロナ禍をはじめ、生活苦が続く現代では、うつ病によって破産を迎え、任意整理などの破産手続きをする方が多いと言われています。

 

 

現代のうつ病と破産

現代には、多くのストレスが隠れています。

 

私は、うつ病にかかる人は、心が弱いわけでは決してないと思っています。

 

心が疲れてしまう位頑張りすぎた人だと思っていて、その結果、うつ病と言う病名が付けられるのです。

 

うつ病を発症すると、仕事はおろか日常生活もおろそかになっていきます。

そんな中、生活する能力が著しく失われるほどの症状を発症した場合、生活が苦しくなったと言う理由で自己破産をする場合があるでしょう。

 

うつ病が理由で、支払い不能と認められた場合、破産手続きを取ることが可能です。

しかし、うつ病になったから自己破産をするという考えは少々気が逸り過ぎかと思います。

 

仕事が出来なくなり、借金や日常生活が苦しいとなった場合は、生活を見直し、経済の管理をし直すためにも破産手続きを検討するのは一つの方法です。

 

しかしその場合は、まずは任意整理などの債務整理から検討してみましょう。

 

仕事を休んでいても、手続きをする目られる場合があります。

 

破産手続きは、簡単なものではありません。

 

うつ病を発症している場合は特に、書類の提出等難しい手続きもあるので、やる気になれなかったり、どうしてもできないこともあるかと思います。

 

私は、破産手続きの際うつ病ではありませんでしたが、手続きが億劫になったり辛いこともありました。

 

健康な人間でさえそう思うのですから、破産というのは大きなストレスになることがあるでしょう。

 

すぐ「自己破産だ」とならず、また、自己破産に対して過剰な負の感情を持たないようにすることはとても大切です。

 

また、何より大切なのは、うつ病になって働けなくなったからといって、安易に借金に手を出さないと言うことです。

 

近年、スマホで完結できるキャッシングも増えており、家にいながら手軽にお金を借りられる環境は増えています。うつ病になった時、何より怖いのが働けなくなってお金が無くなる事でしょう。

 

そうなった場合、職場に在籍さえしていれば手軽に借りられるキャッシングは魅力的に映るはずです。しかしその行為は、破産への第一歩となってしまうでしょう。

 

悪循環を防ぐためにも、うつ病になったら周りの人を頼るなど、借金をしないで済む方法を模索するのがおすすめです。また、万が一支払いが苦しくなった場合は、早めの破産や任意整理の手続きを進めるのが良いかもしれません。

仕事のストレスと破産

日に日に気温が上がり、過ごしやすい季節がやってきました。
夏が近づいていますね。いかがお過ごしでしょうか。

 

さて今回は、仕事のストレスと破産の関係性についてみて行こうと思います。コロナ禍が続く中で、不景気は続きます。

 

値上げ交渉やそれに伴う様々な問題の増加によって、仕事上で多くのストレスが発生しているのではないでしょうか。

 

仕事でストレスを多く抱えることで何故破産に繋がるのか……。今回はその関係性についてみていきましょう。

 

 

悪循環のはじまり

コロナ禍で失業をする人が増えただけでなく、薄給にもかかわらず物価は高騰……、物価が高騰することによって日々様々な仕事にも影響が出ています。

 

これにより、ストレスを抱える人が増加したと言われています。

 

さて。皆さんは仕事でストレスを抱えていたらどうするでしょうか。

 

薄給の中頑張って仕事をしているのに、うまくいかない。物価は給料に反してどんどん上がっていくからストレスが増加するし……欲しいものがまともに変えない窮屈な生活になっていきます。

 

かくいう私も、仕事のストレスが増えた時は相当苦しい思いをしました。その結果、借入を増やし、その場しのぎでも生活を豊かにしようとしたんです。

 

借り入れ額を増やすと、月々の返済の額も大きくなっていきます。

 

しかし、一度借りて潤沢な資金を得てしまうと、中々そのループから抜け出せない……。その結果、借金が膨らみ、破産してしまいました。

 

借金が発生するのは、ギャンブルだけではありません。仕事でストレスを抱えていた場合にも、生活のためや、ストレス発散のための買い物などの用途で借りてしまうことも多くあります。

 

結果、さらにストレスは発生し、破産する……と言う悪循環が発生するのです。

 

こうなる前に……

 

まず、仕事でストレスを多く感じるようになった場合は、一度職場に相談するか、無理のない生活を続けていくために転職を視野に入れて生活の改善を行いましょう。

 

また、ストレスによる散財が増え、借金が増えてきた場合は、一人で抱え込まず、まずは身近な家族などに相談して、改善の道を模索するのがおすすめです。

 

破産は外聞が良くないと言いますが、人をだましてお金を取ったり、最悪の場合自殺を選ぶなどよりまマシだと思っています。

 

仕事でのストレスはつきものですが、ずっと付き合わなければならないという強制的なものでもないはずです。

 

最悪の事態を避けるためにも、まずは改善策を講じたり、あらかじめ「こうなったら」と言う想定をしてみてはいかがでしょうか。

貧乏から脱出する方法

コロナ禍もあって、世界は大恐慌、異次元投資市場で一部の富裕層は潤う中、不景気ですね。

 

そんな環境だからこそ、なおさら「お金持ちだったら……」なんて、思う方も多いのではないでしょうか。

 

様々な成功者の本やブログ、動画が自己啓発を促しており、「成功したければ成功者を真似ろ」などと言われていますね。ですが、生憎、私は真似して成功したという人を見た事も聞いた事もありません。

 

失敗には理由があって、成功には理由がない物です。

 

そんな中ですが、あくまで貧乏という底辺から脱出するだけであれば、真似で確実に叶える事ができたりします。

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何故、貧乏になるのかを知る事から始まります

実はすごく簡単な話なのです。貧乏になっている理由は一つだけ。単純に欲張りだから。

 

主流のケースは、収入に対して、欲しい物や使いたい物の総額が勝っているというパターンです。典型的なのは、車です。ただ、移動する手段として捉えるなら、中古で貯めた現金で一括払いできる物を買えば良い話ですが、世間体という見栄やこだわりという欲によって、形や新古を選んだりしてしまいます。

 

この欲を捨てましょう。それだけで貧乏から脱出できます。

 

お金に余裕があって、高級オーガニック食材を使っているなら問題ありませんが、他の物は体に悪いからという一方向からの知識を鵜呑みにして、今の健康はもちろん、未来の健康までも欲するという欲張りも貧乏になります。

 

少しイレギュラーなケースですが、親の借金のせいで貧乏だった場合も、欲を捨てれば解決です。親が破産できれば、借金は消えます。したがらないのは、世間体やプライドという欲のせいでしょう。子の立場としては、親を助けたい、親と一緒に居たいという思いも、欲です。極論ですが、例え親であっても、切り捨てれば貧乏からは解放されます。

 

ここまでの内容でお気づきの方もいるかもしれません。そうです。貧乏は、自分でそうしているのです。

 

時代を変えるような発明をしたり、成功者と誰もが認める存在になったり、数千人という従業員を抱える大企業の代表取締役になる事は真似では難しいです。

ですが、貧乏から脱出するという事に関しては、欲を捨てるという誰でもできて、やっている人の多い事を当たり前でやれば解決してしまうのです。

 

貧乏な人は、「だって」「でも」と否定的な反論をしがちで、「できない」「無理」と簡単に諦める傾向があります。要するに、自分に甘い。ただそれだけなのです。

 

自分の欲に対して、厳しく接するだけで世界は変わります。お試しください。

失業と借金

空は高くなり、日差しは強く、暑くなりました。まさに、夏ですね。いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回は失業と借金の相関関係について、見直そうと思います。コロナ禍で「失業した」という声も多く聞かれました。私も実際、数か月失業しました。

 

すでに破産が済んでいたため、生活できましたが、破産していなかったら……と考えるとゾッとします。

 

借金をしている人が失業をすると――3ヵ月程度の滞納で、大半の債権者は一括取り立てへシフトします。

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負のスパイラルが始まる

失業すれば、入金がないため、枠いっぱいの借り入れで凌ごうとしてしまいます。また、両親や兄弟などの肉親を頼り、お金を工面する事でしょう。

 

小さな額ならそれで何とかなるでしょうが、就業の仕方や離職の理由やタイミングによっては、支払っていたにも関わらず、雇用保険が効かず、失業手当が貰えないという場面に遭遇します。

例え貰えたとしても、3ヵ月目以降です。3ヵ月間は、支払のための借り入れを膨らませるか、滞るかという選択を迫られます。

自主退職なら諦めも付きますが、会社側の事情であっても状況によっては一切のセーフティネットに引っ掛からず、潜り抜ける事もあります。

 

不運な時は、不運が続く物ですが……とりあえず、失業手当を貰えたと過程します。3ヵ月凌ぎましたが、滞った借金の取り立てが始まります。そのほとんどは一括回収を目指しています。

自動車ローンや残価設定クレジットなら、車両の回収が始まります。車が無くなったら、仕事に行けなくなるというケースも多いと思います。ますます失業期間が延びる要因になります。

携帯電話の停止も失業期間を延長する要因になるでしょう。今の時代は、携帯電話があって当然です。ない時点で、「使いにくい」という印象に繋がります。

家賃の滞納があれば、退去を迫られるかもしれません。水光熱も止まるかもしれません。

クレジットで翌月に回して何とか食いつないでいた生活も、クレジットが利用不能になっているかもしれません。

 

こうなってしまったことを考えてみてください。さらに失業していると、追加での借り入れや新しい借入先は見つかりません。借金のために借金するというサイクルも不可能になります。

 

こうなる前に……

 

例え、後ろ指さされても素直に諦める事を私は勧めます。破産者は死んだ方がいいくらいに言う人もいますが、お金に追い詰まって人を騙したり、殺したりしてしまうよりはぜんぜんマシです。

 

絶対失業しないという事はありません。最悪の事態というのも想定してみてはいかがでしょうか。

今後の金融事情

破産者としてブログを書いてきましたが、今回は破産を取り巻く環境、金融業界の今後を語ろうかと思います。

 

そもそも、破産とは、その時点では返済能力が大きく不足している債務者の立て直しを目的として、借金(借入)を公的に免除してもらう制度です。債権者にしてみれば、たまったものではありません。

 

コロナ禍によって、限界まで耐えた企業や個人がバタバタと破産、または任意整理などの手続きをしていると言います。

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クラウドファンディング、キャッシュレス決済が金融業界を変える

これまでは、銀行という公的に金銭の貸し借り、投資の請負いと言った物の許可を受けた業界が個人の資産、支払能力、事業計画などを精査、評価して、運用したり、ローンなどの融資を行う形が主流でした。

 

今後はその形が変わって来ると言われています。ネット銀行の登場で、店舗の必要の是非が問われ、クラウドファンディングの登場で、融資という名目での金利による収益の枠も縮小傾向にあり、さらにキャッシュレス決済システムが、そのまま入金を受け付け始め、銀行を経由するメリットがなくなりつつあります。

 

また、前述したコロナ禍破産によって、これまでの融資やローンの焦げ付き、回収不能額も膨らみ続け、統廃合を繰り返して生き残って来た銀行業界は、ますます苦しい状況となっています。

 

この状況は、今後、破産という手続きに対してどう影響してくるのでしょうか。

 

まず、クラウドファンディングが主流となった場合、ただの収入不足による借入はしずらくなる可能性は上がります。何故なら、ファンドとして参加している人たちが目的がそれぞれ、事業性や貸し付ける側の興味によるところが大きいためです。

それに加えて、個人資産の集合体のため、銀行のように、破産や倒産を予め損失として考慮しておく習慣がなく、揉める可能性が高まり、免責にならない可能性が上がるものと思います。

 

こういった状況から、逆に闇金は増えるのではないでしょう。潜りであっても、どんな使途の貸付でも対応できるというメリットはますます強みとなり、たとえ金利が高かろうとも、お金がすぐに必要な人には重宝されるでしょう。逆に、闇金からすれば、マイナンバーカードを始め、様々な公的サービスによって、顧客の逃走を防ぐ要因が増えている事はプラスに働くのはないでしょうか。

 

以上のような流れは、あくまで私の予想です。ですが、支払いが苦しい人は、なるべく早めに破産や任意整理などの手続きを進めた方が良いかもしれません。