破産を目前に控えた人がすべき行動

一度借金をしてしまうと、深みにはまることはよくあります。

 

返済のため、月々の生活費のため、ストレスによる散財のため……

 

様々な理由を付けて、正当化し借金を重ねることは、よくある事です。

 

私も破産を迎える直前は、何かと理由を付けて借金を増やしていました。

 

返済をするために借金をすることもありましたし。

 

今回は、破産目前まで来てしまった人が、生活を立て直すためにすべき行動についてご紹介していきます。

まずは自分を見直す

破産を目前にしている人の多くは、現実逃避をしている場合が多いです。

 

これは経験談ですが、私も嫌な事から目を背けたくなったことが多くあります。

 

しかし、現実から目を背け、やらなければならない事を先延ばしにしても良い事はありません。

 

まずは、自分を見直して「どこから改善すべきか」知ることが大切です。

 

そのためにはまず、月々の支出額を表にするのがおすすめです。

 

月々返済のどのくらいの金額が必要で、自分の給料や使えるお金と照らし合わせながら、どの部分でいくら使っているのかを明確化します。

 

そうすることで、無駄な出費を見つけることができます。

 

支出に関する詳細は、破産をする際にも役立てることができるだけでなく、弁護士から「やってください」と言われることが多いです。

 

裁判所に提出必要があるからでしょう。

 

ですので、先に自分で率先してやっておくことで、レシートを捨てたり、明細不明の部分を明らかにしておくなどの手間を省きながら取り組めます。

 

その後、速やかに無料相談ができる弁護士やサイト、自治体で行われている相談所に連絡を取ります。

 

自身の状況を完結に説明し、生活立て直しのために自己破産をしたい趣旨を伝えることで、適切な弁護士を紹介してもらえます。

 

その後は、弁護士の指示に従って破産手続きを済ませれば、数か月以内に破産が裁判所から認められます。

 

スムーズかつ迅速に手続きを済ませ、一刻も早く今の苦しい状況から脱却するためには、自分であらかじめ見直しておくことがとても大切なのです。

 

特に、借金をしているときや切羽詰まっているときは、自分が今どういう状況にいるのか理解できない場合や、理解したくないと逃げることが多いです。

 

しかし、そうなった場合、破産手続きをはじめ、元の生活に戻るための手段はどんどん遠ざかっていきます。

 

手早く手続きが済ませられるよう、自身の行動と向き合うことはとても大切です。

 

また、そうすることでより早く悩みから解放されるでしょう。

 

破産で悩んでいる方、破産が目前に控えているという自覚がある方は、ぜひ一度自分のお金の使い方や生活態度を見直してみるのがおすすめです。